不動産業としての注文住宅

不動産業を営んでいる私にとって、不動産が土地と建物であることはわかりきっている。不動産とは動産以外のものであるが、その境は意外と不透明である。土地は、新たに生産できないものであるのに対して、建物は、生産可能である。但し、無制限に生産できるわけではなく、土地利用範囲という制限付きではあるが。たとえば、注文住宅は、お客様の多様なニーズにより建てられるものであるが、動産である建材の集合体がいつ建物という不動産になるか、制度的には建築検査と表示登記手続きにより明確化されている。だが、そこには曖昧さが残る「用途」という概念が基本となっている。用途の多様性である。たとえば倉庫を住宅として利用して悪いのか。